Facilities
施設・設備紹介
院内紹介
設備紹介
電子内視鏡
消化管内視鏡は、食道や胃、十二指腸、大腸などの病気を調べる検査機器です。
肉眼で内部を確認できるため、微細な変化も見逃しません。必要に応じて組織の一部を採取し、病理検査も可能です。異物を飲み込んだ場合でも、この機器を使用して開腹手術なしに取り出すことができます。
小型犬や猫、大型犬まで、そして胃腸や大腸などさまざまな消化管に対応するために、複数の電子スコープやファイバースコープを装備しています。
レーザー治療機器
レーザー治療機器は太さ4mmまでの血管を出血なしで切断することができるので、スピーディーな手術を実現します。
この機器は手術だけでなく、疼痛緩和や末期の腫瘍の症状緩和など「ペットにやさしい」治療にも活用されます。
レーザー治療
ハンドピース
半導体レーザーのロータリーハンドピースは、グラスファイバーを高速回転させることにより、体表面の温度を上げずにレーザーを広範囲・高密度に照射できる治療機器です。患部の奥までレーザーが届くため、さまざまな部位に適応できます。
血液検査機器
血液中の白血球・赤血球・血小板の数や容積を測定する機器です。貧血や炎症、感染の状況を調べるために使用されます。
超音波検査装置
超音波を使った検査機器で、心臓の動きや内臓の状態をリアルタイムで確認できます。ワンちゃんやネコちゃんに負担をかけずに検査ができるだけでなく、胎児の状態も確認できます。
動物用眼圧計
緑内障やぶどう膜炎はワンちゃんやネコちゃんもかかる病気です。それらの診断には眼圧計が欠かせません。点眼麻酔を必要とせずに1回で測定できるため、ワンちゃんやネコちゃんへの負担も軽減されます。
スリットランプ（細隙灯顕微鏡）
スリットランプは、眼科検査に使用する装置です。眼に細い光を当て、角膜・眼房・水晶体などを拡大して詳しく観察することができます。
また、緑内障の検査には眼圧計の機能を利用し、痛みを感じさせずに数秒で眼圧を測定することができます。
耳鏡検査器具
耳の検査は、医師が行う診察や検査の中でも最も基本的なものです。検耳鏡という道具を使って、耳の穴から中の耳道や鼓膜の状態を詳しく観察します。この検査によって、耳の健康状態を確認することができます。
X線画像処理装置
当院では、動物たちのストレスを最小限に抑えるため、迅速な撮影を行っています。目で見えない細部まで鮮明に確認できるため、症状を詳細に把握して治療の役立てることができます。
ICU集中治療室
酸素濃度を高め、快適な室温に管理された入院環境のICU集中治療室です。手術後の覚醒期や呼吸不全の際には酸素が血液に取り込まれやすいように利用します。
マイクロエンジン
椎間板ヘルニアなど骨を削る必要のある手術や、スケーリング後の歯の研磨やフッ素コーティング、歯周病による抜歯が必要な場合の歯の切断などには、通常のラウンドバーに加え、歯科治療専用のハンドピースを使用しています。
遠心機
血液や尿などの検体を遠心分離器にかけ、遠心力によって分離し、詳細な検査を行います。
血液は血球（赤血球、白血球、血小板などの細胞成分）と血漿（液性成分）からなり、これらを分離することでワンちゃんやネコちゃんの不調の原因を分析しやすくなります（一部の検査では分離しない場合もあります）。
動物用血圧計
動物も高血圧になると、脳や心臓、腎臓、眼などに悪影響が及びます。特に高齢のネコちゃんには慢性腎不全や甲状腺機能亢進症といった疾患がよく見られますがこれらの病気は高血圧のリスクがあります。定期的に血圧を測定することで早期にリスクを軽減できると考えられています。
血液凝固系検査機器
出血した際に、血の流れが正常に止まるかどうかをチェックするための検査装置です。なかでも凝固系の因子異常を見つけるのに役立つ検査設備です。
酸素濃縮器
ワンちゃんやネコちゃんの呼吸を助けるために、空気中の酸素（20%）を2倍強に濃縮する装置です。通常の酸素ボンベよりも風量が多く、酸素テント内の空気を新鮮に保つために二酸化炭素を強制的に換気します。いつも酸素を豊富に含んだ新鮮な空気が供給されます。
生化学検査機器
試薬を使用して血液に化学反応を起こして内臓機能を評価するための装置です。肝機能や腎機能、血糖値、コレステロールなどが確認できます。
超音波スケーラー
ワンちゃんやネコちゃんにとっても、むし歯や歯周病は身体にさまざまな悪影響を及ぼします。
むし歯や歯周病の原因となる歯石を取り除くために、超音波スケーラーやハンドスケーラーを使用します。
電気メス
電気メスは外科手術に使用します。高周波の電気エネルギーを利用した電気メスは切開と止血を同時に行うことができます。
レントゲン撮影装置
レントゲン撮影は、動物たちのストレスを最小限に抑えるために短時間で行っています。目視では見えない細かな部分も詳しく確認できるので、症状の把握や治療に役立てています。
生体情報モニター
ワンちゃんやネコちゃんの生体情報をモニタリングする装置です。簡単に着脱でき、動物たちへの負担が少ないこの装置は高い測定精度と安全性が特徴の生体情報モニターです。
マイクロチップリーダー
ワンちゃんやネコちゃんの身体（皮下）に埋め込むチップには、世界共通の番号が記録されています。もしも迷子になってしまっても、専用の読み取り器で簡単に番号を読み取ることができ、すぐに飼い主さまのもとに帰ることができます。
硬性内視鏡（オトスコープ）
硬性内視鏡は、先端が5-10mmほどの筒状のレンズで構成されています。この内視鏡は、腹部や胸、膀胱の中などに挿入して身体の内部を観察することができます。
歯内治療器具
歯が折れたとき、根管治療などに、抜髄や充填治療に用います。
動物用歯科デジタルレントゲン装置
口腔内にデジタルセンサーを入れてレントゲン撮影を行うことにより、肉眼で確認が難しい歯周組織の構造を知ることができます。